人文科学系統社会科学系統理学系統工学系統(商船系統含む)農学系統医療・保健系統家政系統教育系統芸術系統総合・学際系統人体が摂取する物質で最も多いものは何でしょう?摂取している物質のうち約8割(重量比)を占める空気です。呼吸で体内に取り入れる空気の内訳を見ると、室内空気が57%、公共施設の空気が12%、産業廃棄が9%、外気が5%となっており、健康的な生活を営むには、空気の清浄が重要であることが分かります。 気体分子の陽イオンと電子が分離した状態のことをプラズマといいます。淡い光を放つ性質を持ち、オーロラや雷などがその代表例で、蛍光灯はプラズマを利用して発光しています。中でも大気圧低温プラズマは、工業製品の表面処理や、医療器具などの滅菌、がんや皮膚病の治療といった、幅広い分野で活用されています。メカニズムは解明されていませんが、ウイルスの不活性化にも役立つといわれています。59この分野に設置学科を持つ大学の資料を請求!この分野の設置学科はページへGO!この分野に設置学科を持つ大学の資料を請求!この分野の設置学科はページへGO!測法や画像解析などの理論・技術を研究。「電子工学」や「画像工学」などとも関連がある。 大学では、数学の解析と代数や、電磁気学、熱力学などの物理学の基礎を修得した後、「量子力学」「量子統計力学」「物質科学」「光学」といった専門分野を学びます。 実験や演習などの実践力を付ける学習が重視されるのも、この分野の特徴です。 学科の名称はさまざまで、応用物理学科、物理工学科、物理情報工学科、電子物理科学科などがあります。関連する「材料学」、各インフラや土木構造物に関する計画・施工論や工学、地形や道路、建物の位置関係などを測定する「測量学」などを学ぶ。 両分野とも、自然災害に対応する構造や技術、自然環境に配慮した計画・設計が、重要な研究テーマになっています。 また、建物や人が集まる街や都市の景観、建物と道路や広場といった公共の設備との関係性や、都市計画を研究する「都市工学」などを学ぶことができる学科を設置する大学もあります。社会が求める最先端の領域を開拓する 応用物理学は、物理学の研究成果をもとに、新しい技術やシステムについて研究する学問です。コンピューターの重要な構成要素である半導体やレーザー、光通信やAI(人工知能)、バイオテクノロジーやナノテクノロジーなど、幅広い領域に応用されています。 応用物理学の主な研究分野には、「物性物理」「計測・情報工学」などがあります。●物性物理 超電導などの高度な物質の成り立ちや性質について学ぶ。「材料工学」や「応用化学」とも関連がある。●計測・情報工学 センサーやレーザーなどを使用した、計安心・安全に暮らせる建物や社会インフラを探究する 土木建築工学は、個人住宅や商業施設、オフィスビルといった建物の構造や設計などを学ぶ「建築学」と、道路や橋、鉄道といった、社会インフラの計画から維持・管理などまでを学ぶ「土木工学」の2分野で構成されています。●建築学 建物の設計やデザインなどを学ぶ「計画・設計」、安全性や耐久性を考えた構造や素材などについて探究する「構造」、光や熱、音といった環境や、空調や衛生設備などについて学ぶ「環境」を研究する。●土木工学 自然のことを理解する「水理学」「土質力学」、コンクリートなどの建設材料にウイルスの不活性化にも役立つ低温プラズマ分野コード040301分野コード040401column137138応用物理学の分野土木建築工学の分野
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