テーマ 法律・公共 災害対策
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どんな分野?
日本の地理的な特徴は、地震・台風・土砂崩れ・大雪などの自然災害が多発する原因にもなっている。建物の堅牢化や耐震化などハード面のほか、食糧や物資の備蓄と配備計画、避難ルートの確認などソフト面からの対策も大切。地域別ハザードマップ、住民全体の避難訓練など、日ごろから災害への備えが求められる。
活躍の舞台
台風や地震など自然災害が多い日本では、その対策や備えが非常に重要となっている。災害対策は国・地方自治体・住民の協力が不可欠で、知識と経験を備えたリーダーが求められる。都市計画や土木のみならず、人々の生活や社会背景などを理解している人材が、地域や企業でも必要とされている。
学問へのアプローチ
国や地域ごとの取り組みを比較するには「社会学」を学ぶのがスタンダード。簡単には解決策が見つからない現実の世の中では、多面的に物事を分析する「社会科学系学際」の考え方が非常に大切になってくる。一方でインフラや設備などの整備に関わる方法もあり、自然災害に強い町づくりに貢献できる。「土木建築工学」を学ぶことで、人々の命を守る建物や設備について研究し、理解を深めることができる。