レストラン(食堂)業界とは?主な企業や職種、大学の学部学科も
2024.04.04
街のどこにでも見かけるレストランや食堂。食べに行った経験やアルバイトとして働いた経験など、レストランや食堂は学生にとって身近な存在ですよね。レストランに行くと、ホールスタッフや調理スタッフとして働く人が目に入りやすいですが、実は他にも多くの職種があります!正社員としてレストランや食堂業界に入社した場合、どのような職種で働けるのでしょうか。本記事では、将来を見据えて大学を選びたい高校生に向けて、レストラン(食堂)業界の詳細や主な企業、職種、就職するのにおすすめの学部学科を解説します!
目次
レストラン(食堂)業界の魅力や代表的な企業の例
レストラン(食堂)業界の魅力や代表的な企業をご紹介します。就活時の企業選びの参考になるので目を通しましょう!
レストラン(食堂)業界とは
レストラン業界は、一般的に個別にテーブル席を設けてお客さんにオーダーを選んでもらう飲食業界(外食業界)です。和食や洋食、中華と幅広い料理のカテゴリーを提供していて、専門店からバラエティに富んだ国の料理を取り扱う店まであるんですよ!また、誰でも気軽に入れるカジュアル志向の店から、食事マナーや服装のドレスコードが設けられている高級志向のお店まであるのも特徴です。レストラン業界は街中でよく見かけるレストランだけではありません。給食や会社・病院・医療施設の食堂もレストラン業界に含まれます。
レストランは大きく分けて、以下3つの形式があります。
- クイックサービスレストラン
- カジュアルダイニングレストラン
- ダイニングレストラン
・クイックサービスレストラン
クイックサービスレストランはファーストフードを提供するレストランを指します。お客様を待たせないよう、素早く食事を提供するのがクイックサービスレストランの特徴です。ハンバーガーやサンドウィッチ、ピザやパスタなどさまざまな店舗が展開されています。
・カジュアルダイニングレストラン
カジュアルダイニングレストランの代表が「ファミレス」です。軽食からビーフシチューやハンバーグ、ステーキなどお腹いっぱいまで食べられるメニューが勢揃いしています。コーヒー・お茶一杯の利用から家族や友人と一緒に和気あいあいと食事を楽しめるレストランです!
・ダイニングレストラン
ダイニングレストランは、価格帯やサービスの質が、カジュアルダイニングと高級レストランの中間に設定されているレストランのことです。ディナーレストランだけではなく、一部のファミレスも含まれます。カジュアルダイニングレストランのような食事に加えて、コース料理まで取り揃えているところもあります!
レストランや食堂は、近年の外出自粛要請により店内飲食や来店ができなくなるという大きな影響を受けました。社会の変化に対応すべく、サービス内容に変化が現れています。例えば、弁当のテイクアウトや配達のような中食産業を行うレストランが登場。さらに、セルフレジやお客様のスマートフォンを活用したモバイルオーダーなど、できるだけ接触を避けた接客方法が導入されています。また、海外での日本食人気も高く、レストラン(食堂)業界では海外進出を図る企業の動きが見られます。
レストラン(食堂)業界の魅力
レストラン(食堂)業界で働く魅力やメリットは、以下のようなものがあります!
- 日常のささいな喜びの場を提供できる
- 多くの人の健康を食事で支えられる
- 環境問題の取り組みに貢献できる
- 地域社会の支援や発展に貢献できる
一つずつ解説します。
・日常のささいな喜びの場を提供できる
レストランは日常のささいな喜びの場として利用できる店舗が多くあります。たとえば子どもの入学や卒業のお祝いをしたり、友人の誕生日をサプライズでお祝いしたりするなどです!お客様と一緒にサプライズを考えて、大切なイベントを素敵な思い出にするためのサポートができます。食事をするだけでなく、食事を通して思い出を提供できるのはレストラン(食堂)業界ならではの魅力です!
・多くの人の健康を食事で支えられる
レストラン(食堂)業界で働くことで、多くの人の健康を食事で支えられます。たとえば、利用頻度の高い食堂は、毎日の食生活を支えるために、健康に気を配り栄養バランスが考え抜かれた食事を提供しています。また街中にあるレストランでも、健康志向の人に向けたメニューを提供しているレストランも増えてきました!糖質が気になる人のためのロカボメニューや、塩分控えめに開発されたメニューはその例です。レストラン(食堂)業界で働くと、忙しくて食事に気を遣えない人、病気のために食事制限が必要な人の力になれます!
・環境問題の取り組みに貢献できる
レストランや食堂を経営する企業には、環境問題に取り組んでいるところが多くあるのを知っていますか。地球温暖化や、それに伴う気候変動などの問題は、十数年にわたって世界で取り組むべき課題とされています。環境問題に向き合うレストランや食堂で働くことで、地球の環境問題に貢献できます!
・地域社会の支援や発展に貢献できる
レストランや食堂の営業は食材や飲み物の生産者のおかげで成り立っているため、おのずと地域の支援や発展に貢献できます。また、企業によっては災害時の寄付、飢餓で苦しむ国への寄付などを行っているところもあり、日本を含め世界の多くの人の生活を豊かにする活動にも取り組めます。あなたの働きが、さまざまな人の幸せや豊かな暮らしの発展に繋げられるのです!
レストラン(食堂)業界の代表的な企業の例
レストラン(食堂)業界の代表的な企業の例として5つ紹介します。
・株式会社物語コーポレーション
株式会社物語コーポレーションは、ゆず庵や焼肉きんぐ、丸源ラーメンなどさまざまな料理カテゴリーのレストランを経営する大手企業です。環境問題にも向き合い、気候変動への対応として脱炭素社会への貢献に取り組んだり、省資源・廃棄物削減や生物多様性の確保と持続可能な食材調達を工夫したりと積極的に活動しています!社会問題に取り組んでいるのも、この会社の特徴です。例えば、少子高齢化による人手不足対策として外国籍社員の積極的な求人採用をしていたり、中途採用、パートナー人事制度などさまざまな制度を導入していたりしているんです!
・株式会社ブロンコビリー
株式会社ブロンコビリーは、愛知県発祥のチェーン店ステーキハウス「ブロンコビリー」を経営する企業です。ブロンコビリーだけでなく「厚切りとんかつ京風おばんざい かつひろ」の経営もしています。建設時の二酸化炭素の排出量削減、太陽光発電システムを取り入れるなどをした環境配慮モデル店舗の設置、マングローブ植樹活動といった環境を守る活動もしています!
・株式会社ゼンショーホールディングス
株式会社ゼンショーホールディングスは、数々の有名なレストランの経営を手がける企業です。例えば以下のレストランは、株式会社ゼンショーホールディングスが運営しています。
・ココス
・ジョリーパスタ
・ビッグボーイ
・熟成焼肉いちばん
・はま寿司
クイックレストランやカジュアルダイニング、ダイニングレストランと幅広い種類のレストランを経営しているのが特徴です。外食産業以外では、スーパーマーケットといった食産業の経営を行う顔も持っています。また、災害支援や介護事業、子どもの職場体験といった地域社会への貢献、食品ロスの削減や廃油の活用などの環境改善活動にも全力で取り組む会社です!
・株式会社LEOC
株式会社LEOCは「オーダーメイド型の食事サービスの提供」に力を入れている企業です。幼稚園や保育園、大学、病院、介護施設、企業で設備されている食堂の料理提供サービスを行っています。ほかにも、アスリートの食事や栄養管理を行い、アスリート食や指導で選手をサポートしたり、セミナーを開催したりといった活動もしています!食事だけでなく社会貢献活動やLGBTQ活動にも取り組み、寄付や制度の導入、災害地域への支援などにも積極的です!
・富士産業株式会社
富士産業株式会社は、医療や介護福祉分野の食事サービスを主に手がけてきた企業で、学校給食や社員食堂のサービスも提供しています。全国に事業部を配置し、地域密着型のサービスを提供しているのがこの会社の特色です!また、女性従業員も管理職に就き活躍できる職場を目指していて、仕事と家庭を両立できる働き方やキャリアアップ研修などの取り組みにも力を入れているんですよ!
レストラン(食堂)業界の職種
レストランというと、ホールスタッフや調理スタッフが思い浮かぶ人もいるかもしれません。それらは、アルバイト雇用のスタッフが一般的です。では、正社員として働く場合、どのような職種があるのでしょうか。レストラン(食堂)業界の職種について解説します!
●店舗運営スタッフ
正社員で店舗運営スタッフとして働く場合には、マネージャー(店長)やエリアマネージャーとして活躍します。マネージャー(店長)はキッチンとホールの円滑な連携を保ち、提供するサービスの質を安定させたり赤字にならないように営業を回したりする職種です。また、クレームの対応もマネージャーが請け負います。エリアマネージャーは、担当するエリア内にある店舗を総括して管理するのが仕事です。売上を伸ばす方法を考えてマネージャーと協力したり、店舗の経営状況を把握して本社に報告したりする役割があります。二つの役職はどの飲食店にもありますが、レストランでは「支配人」と呼ばれる運営スタッフもいます。支配人はレストランのオーナーや会社に代わり、レストラン経営に関わるすべての仕事を一手に請け負う存在です。従業員の育成やメニューの考案、運営業務や衛生管理などすべてのマネジメントを行います。
●商品開発・研究開発
商品開発・研究開発は、メニューの考案と開発が仕事です。レストランの客層、お客さんの意見やニーズを元に試作を繰り返しながら、季節限定のメニューやモーニング・ランチ・ディナーメニューを考案し商品化します。ただし、単純にメニューを開発すればいいというわけではありません。レストランの形式に沿った条件下の中でメニューの開発・考案をする必要があります。例えば、クイックレストランではあれば素早く提供できるメニューであることが条件です。またカジュアルダイニングやダイニングレストランであれば、子どもや高齢者も食べやすいメニューが必要です。高級レストランならコース料理があるため、前菜からデザートまで素材や色味のバランスを考慮しながらテーマに沿った料理を開発しなければいけません。
●販売促進
販売促進は、リピーター客や新規顧客のお客さんを獲得するためにレストランをアピールする方法を考えて実行するのが仕事です。新規顧客、リピーター客のどちらを獲得したいかで販促方法が違うため、現在のレストランの経営状況に沿った方法を考えます。例えば、新規客を獲得したい場合はクーポンを織り交ぜたチラシ配布や雑誌へ掲載して、レストランの存在を知ってもらいます。リピーター客獲得が目的なら、ポイントカードの配布、DMやアプリでのクーポン配布や新しいメニューのお知らせなど、再び足を運んでもらうための作戦を考えなくてはなりません。レストランの売上高は店舗運営スタッフだけでなく、販売促進担当者の腕にもかかっているんですよ!
●店舗開発
店舗開発は、レストランの店舗数を増やすための準備から実行までを行うのが仕事です。具体的には、レストランを出店するために獲得できそうな客層の調査や設計デザイン、賃貸交渉などを行い、黒字経営のための店舗作りを図ります。例えば、企業ビルが多い地域でレストランを出店する場合は、休憩時間が決まっている会社員がすぐご飯を食べられるよう、広い店舗で席数を確保できるよう設計します。また、介護施設内に食堂を作る場合は、車椅子のままでもご飯が食べられるよう、机と机の間の通行スペースを十分に設ける設計がポイントです。地域性やレストランの形式に沿って黒字経営を実現する店舗作りの構想を練ったり、お客さんや利用者さんにとって快適な空間作りを考えたりするのが店舗開発の仕事です!
●バイヤー
バイヤーは商品開発部が考案するメニューに取り入れる原材料や、提供するビールやワインなどを買い付ける仕事です。レストランのこだわりやテーマに合った農家や酪農家、醸造家などを探し、価格交渉や契約のやりとりをします。時には海外の産地に足を運び買い付けすることも!原価率や利益率のことも考え、高品質な食材・飲み物をなるべく安い価格で契約できるのがベストです。そのため、コミュニケーション能力と条件の良い生産者・生産地を見つけるリサーチ力が欠かせません!
レストラン(食堂)業界で求められる人とおすすめの学部
レストラン(食堂)業界で働きたいけれども、自分に向いているのか、しっかり働けるのか不安に感じてしまいますよね。ここでは、どのような人が求められるのか、必要な経験・資格の観点から解説します。レストラン(食堂)業界を目指すのに役立つ大学の学部や進学先の例も併せて紹介します。
求められる経験や資格
レストラン(食堂)の経営者やレストランマネージャーは、必ず「食品衛生責任者」と「防火管理者」を取得しなければなりません。原則的には常時店にいる1人に取得させる必要があるため役職で決められているわけではありませんが、レストランマネージャーが取得するのが一般的です。また必須ではありませんが、取得しておくとレストラン(食堂)の正社員で働くのに役立ったり就職に有利だったりする資格もあるため、以降で詳しく紹介します!
・食品衛生責任者
集団食中毒の発生や食品衛生法を違反しないための管理と運営を行うのが役割です。食品衛生責任者養成講習会を受けることで取得できます。
・防火管理者
火災防止の知識を身につけたり、火災が起きた場合に適切な判断で対処したりするのが役割です。収容人数や店内の広さによって取得する種類が異なり、それぞれの講習を受けることで取得できます。
・レストランサービス技能士
レストランサービス技能士は、ホールスタッフやマネージャーなどフードサービスの接客のスペシャリストを認定する国家資格です。3級から1級まであり、1級はホテル内のレストランや高級レストランで重宝されるほど評価されるスキルを身につけられます。
・日商簿記
簿記はマネージャーやエリアマネージャーを目指す人におすすめの資格です。経理業務に役立つ知識やスキルが身につけられ、財務状況を把握する力が身につきます。3級から1級までありますが、まずは基礎の3級から始めましょう。
・ソムリエ
ソムリエは、ワインに関する深い知識をもった専門家に与えられる資格です。ソムリエはお客さんにワインを紹介するための知識だけでなく、ワインを仕入れたり、正しく保管したりする知識も身につきます。店舗運営スタッフとして働く場合だけでなく、バイヤーや商品開発部になりたいと考えている人にもおすすめの資格です。料理に合ったワインを仕入れたり、ワインに合うメニューの開発に知識を役立てられたりします。ただし、お酒に関する資格であるため、20歳になるまでは取得できません。
・野菜ソムリエ
野菜ソムリエは、野菜や果物に関する専門知識をもっていることを証明する資格です。野菜や果物の目利きの知識を身につけられるためバイヤーとして活躍したい人におすすめ!また、野菜のおいしさを引き出した調理法や調味料、ソースを組み合わせたメニュー開発ができるようになり、商品開発でも役立ちます。野菜ソムリエには以下3つの資格があります。
・野菜ソムリエ
・野菜ソムリエプロ
・野菜ソムリエ上級プロ
野菜ソムリエは、初級レベルで難易度の低い資格です。レストラン(食堂)業界で働きたい場合は、より専門性の高い知識が必要となる「野菜ソムリエプロ」「野菜ソムリエ上級プロ」を目指しましょう。
レストラン(食堂)業界に向いている人
レストラン(食堂)業界で正社員として働くことに向いている人の特徴を紹介します。自分に当てはまるかチェックしてみてください。
- おもてなしの心がある人
- 歩み寄ることが得意な人
- 食べ物の制限がある人も食事を楽しんでもらいたい人
上記に当てはまる人は、ぜひ就活の面接や書類で積極的に志望動機欄に記入したり自己PRしたりしましょう!
・おもてなしの心がある人
レストランや食堂には、食事を楽しみにきていることはもちろん、サービスや思い出作りを楽しみにきている人も訪れます。サービス業でもあるので、どのような目的で来店してもとびっきりのおもてなしを提供できる人が求められます!レストランや食堂、それぞれのお店のスタイルに合わせたおもてなしの心とサービスが必要です。
・歩み寄ることが得意な人
レストラン(食堂)業界はさまざまな人が訪れるため、歩み寄ることが得意な人が求められます。特に、病院や介護施設、幼稚園などの施設内に併設されている食堂やレストランは重視される要素です。お客さんや利用者さんの中には、高齢者や身体が不自由な人、小さな子どもなどがいます。利用する人全員が安心して利用できるよう、人の心に歩み寄り工夫やサービス提供ができる人は、食堂やレストラン業界の人材として需要があります!もちろん、店舗スタッフだけに必要な考えではありません。食事制限がある方向けのメニューを開発したり、ベビーカーや車椅子でも通りやすい広い通路を確保した店舗を設計したりレストラン業界を支える他の職種の方にも必要な考え方です。
・食べ物の制限がある人も食事を楽しんでもらいたい人
レストランや食堂の利用者は、アレルギーや病気などで食べ物に制限がある人も訪れます。そのため多くの店では家族や友人、施設でともに暮らす人たちと一緒に食事を楽しめる食事を提供しています。例えば、アレルギーや糖尿病や高血圧などで味付けの制限がある場合、同じメニューでもそれに合わせた味付けや食材で提供するようなお店もあるんです!「食事に制限がある人も他のお客さんと同じく楽しい食事であってほしい」と願うような人材は、レストラン(食堂)業界にぴったりです!
レストラン(食堂)業界で働くためにおすすめの学部
レストラン(食堂)業界で働くために必須の学歴はありません。しかし、大学で学んだことを大いに活かせることもまた事実です。ここでは、レストラン(食堂)業界で役に立つ学部として以下をご紹介します。
● 家政学部など食物学の学部
● 経済学部・経営学部・商学部
● 学芸学部・文学部・国際学部
家政学部など食物学の学部
家政学部は「衣食住」を中心に人々の日常的な生活を科学的に研究する学部です。「食物学」「住居学」「被服学」「児童学」の分野を専門的に学びます。フードマネジメント学部は、飲食店業界が抱える問題と向き合い、業界の発展を目指すリーダーを育成するための学部です。食を中心とした経済学、経営学、情報学、栄養学、社会学を学びます。健康生活学部は、食品や栄養の専門知識に加えて、職に関わるビジネスやデザイン、文化などを学びます。生産者から消費者までで食全体の安全性を深く学ぶのが特徴です。これらの知識や技術は、店舗管理者、店舗開発など経営に携わる職種に役立てられます。食に関して専門的に学べる大学は以下のとおりです。
- かなざわ食マネジメント専門職大学 フードサービスマネジメント学部/フードサービスマネジメント学科
- 名古屋文理大学 健康生活学部/フードビジネス学科
- 中村学園大学 栄養科学部/フード・マネジメント学科
- 神戸女子大学 家政学部/家政学科
経済学・経営学部・商学部
経済学はお金、人間、経済の本質を学ぶことをテーマとした学部で、お金の流れを学べます。経営学部は、限られた資源の中でどれだけ効率よく活用できるか学ぶことをテーマにしています。黒字経営を成り立たせられる考え方を学べるため、経営に携わるなら検討すべき学部です!商学部では、商いについて学びます。売上や利益といったお金の流れを学べるため、黒字経営を成り立たせる知識に役立つこと間違いなしでしょう!またこれらの学部では、マーケティングも学べます。マーケティングは集客できる仕組みを作るために必要な知識なので、経営する上でも大いに役立ちます。これらの学部で学べる知識は、レストランマネージャーやエリアマネージャー、支配人として直接的な経営に携わる職種に就きたい人、店舗開発や販促促進に就きたい人の就職に有利に働きますよ!経済学や経営学、商学が学べる大学は、以下のようなところがあります。
学芸学部や国際学部
学芸学部や国際学部は、英語やイタリア語、韓国語などさまざまな国の言語を勉強できたり、グローバルなビジネスを学べたります。レストラン業界は世界に店舗を持ったり買い付けを行ったりすることも少なくないため、外国の言語の読み書きができるとコミュニケーションを取るのに苦労しませんし、ビジネスについて学ベば店舗を海外展開する際の経営の参考にもできます。学芸学部や文学部、国際学部が学べる大学は、以下のようなところがあります。
レストラン(食堂)業界への就職を目指すあなたは「JOB-BIKI」で進路検索!
レストラン(食堂)業界には、運営スタッフや商品開発・研究、販売促進、バイヤーと複数の職種があります。まず、就職するとホールや調理スタッフとして働き、その後は運営スタッフを任され、経験を積むとその他の部署に異動することが多いでしょう。目標の職種を決めてから学部を選択し、「JOB-BIKI」で進学先を探すといいでしょう。「JOB-BIKI」は企業名や職種から進学先の大学が検索できます。「大学検索」を選択し、就職先から絞ったり大学名を入れたりして検索してみましょう。