倉庫業界とは?主な企業や職種、就職するのに有利な大学の学部学科も
2024.04.15
外出自粛期間中、インターネット通販の需要が大きくなるにつれて大きく業績を伸ばしたのが、物流サービスや流通分野の仕事です。物流・流通の中でも「倉庫業」は、つくった製品を保管し、お客様のもとへと運ぶ拠点として機能しています。メーカーとお客様をつなぐ倉庫業界は、安定性・将来性が高く、やりがいのある仕事のひとつ!本記事では、倉庫業界の代表企業や仕事内容、向いている人の特徴や理由をまとめました。
目次
倉庫業界の魅力や代表的な企業の例
物流業界の一分野となる倉庫業は、どのような業界なのでしょうか?業界研究は将来の職業選びの第一歩!倉庫業界の特徴や魅力、代表的な企業を紹介します。
倉庫業界とは
倉庫業界は、各社のさまざまな製品・物品を物流倉庫内で管理・配送することを仕事としている業界です。生産した製品・サービスを注文した顧客に届ける、物流・流通・運輸業界の一端を担います。さまざまな荷物を保管でき、保管するものにより3つの倉庫に分けられます。
・普通倉庫:農業生産物、食品、金属や原油、製造品などさまざまな製品・物品を保管する倉庫。家財や美術品・骨董品も管理可能
・冷蔵倉庫:水産物や冷凍食品など、マイナス10度以下で冷蔵・冷凍して保管する必要がある製品・物品を保管する倉庫
・水面倉庫:乾燥したり割れたりしないように、切り出した木材を水に浮かべて保管する倉庫
国がステイホームを推奨した2020年以降、自宅にいたまま買い物ができるインターネット通販の需要が一気に高まりました。そのため、届ける製品や使用する原材料を適切に保管・管理する倉庫業で実績を出す企業が続出!市場全体の規模は、2022年時点で約3億6000万円であり、2028年まで緩やかに成長していく予測が出ています。海外事業を推進している企業が、引き続きインターネット通販を利用した販売戦略を展開していくため、倉庫業界は今後も安定性・将来性がある業界です。
一方で倉庫業界の課題は、慢性的な人手不足が続いていること。少ない従業員で効率的に業務を進めることが重要です。大手の倉庫会社では、AI技術や技術革新を業務に取り入れ、業務の自動化・効率化を図っています。また、倉庫業界は競合他社が多く、倉庫サービスを差別化しようとする動きが見られます。近年では、製品の原料調達から販売・配送までの流れを一括して請け負う「3PL(Third Party Logistics/サードパーティーロジスティクス)」を推進する企業が増えてきました。依頼企業である荷主から、物流に関わる流れを一括して請け負う“総合物流企業”を目指す倉庫会社の増加は、倉庫業界の市場動向のひとつです。3PL体制の導入や機械化の推進をスムーズに実現するために、近年では倉庫業界内の会社の買収・合併(M&A)が活発に進められています。倉庫業界を志望する場合は、目まぐるしい業界内の再編に注目!自分に合う企業調査に加えて、大手企業の経営・事業戦略の情報を調べると、倉庫業界の実情が把握できおすすめです。
倉庫業界の魅力
倉庫業界は、製品や物品を届ける基盤として、社会に大きく貢献できるのが魅力です。物流・流通はヒトとモノをつなげる社会インフラのひとつ。倉庫業から物流・流通を支え、多くの人々の生活に根ざして仕事をすることは働くやりがいにつながります!国内だけでなく世界中に製品や物品を届けることに関われるため、仕事でグローバルな活動ができるのが業界で働くメリットです。
社会インフラであることから、倉庫業界は仕事のニーズが続き、他業界に比べ将来性があります。食品から資材まで、多種多様なものを保管・荷役する倉庫業は、安定的に仕事ができる点に魅力がある業界のひとつです。
倉庫業界の代表的な企業の例
倉庫業界の代表的な企業として、6つの企業を紹介します。
三菱倉庫株式会社は、創業130年以上もの経験で培った知見と、会社独自の管理システムを駆使し、世界各地で物流事業を展開する老舗企業です。倉庫保管はもちろん、港運事業や国際輸送事業、不動産事業を展開しています。売上高ランキングで5本の指に入る大手企業として業界では有名です。取引企業のビジネスや社会全体を変えるような「価値を創造する」ことを企業ミッションとして、積極的に技術革新を進める企業姿勢が強み!業界全体を牽引する企業として、動向に注目が高まっています。
株式会社キューソー流通システムは、全国規模で食品物流のネットワークを構築する企業です。1966年2月にキユーピー株式会社の倉庫事業を独立させる形で設立、現在は全国で150箇所以上の事業拠点をもっています。“人と食を笑顔で結ぶ”ことを経営理念に掲げ、創意工夫による事業展開を強固に進めてきました。3PLをいち早く導入し、倉庫業務に加え商品企画から販売に至る一連の流れを請け負える強みがあります。常温・定温・冷蔵・冷凍の4つの温度管理により食品物流事業にちからを入れている企業です。
安田倉庫株式会社
安田倉庫株式会社は、1919年の創業以降、国内外の倉庫管理・輸出入業務に加え、医療機器・IT機器・機密書類などさまざまな保管業務を請け負う企業です。コーポレートスローガンとして「Logistics, Progress, Borderless.」を掲げ、既存の枠組みにとらわれず、新技術・新領域の事業に挑戦する姿勢を大切にしています。倉庫業務に役立つ精密機器のカスタマイズから事務プロセスの効率化支援まで、倉庫事業のプロとして幅広いサービス展開が魅力です。
株式会社マルハニチロ物流
株式会社マルハニチロ物流は、水産品・畜産品・農産品・冷凍食品といった幅広い食品商品の保管機能が自慢の企業です。フローズン・チルド・ドライの3タイプの温度管理による冷蔵倉庫事業を軸に、国内の入庫・出荷管理を一括で担います。荷物や貨物のセキュリティ管理と法令に則った環境整備を、東京税関の基準でクリアした特定保税承認者の認証を受けており、海外輸送の通関業務まで対応できるのが特徴です。グループスローガン「世界においしいしあわせを」の達成に向け、倉庫業務・物流から食を支えています。
株式会社ニチレイロジグループ本社
2005年に創立した株式会社ニチレイロジグループ本社は、最先端技術による低温物流を武器に、倉庫保管・配送業務を手掛ける企業です。低温管理が可能な倉庫拠点を国内に点在させ、日本一の物流ネットワークを構築。食品の品質が長期間維持できる冷蔵保管・運送を実現しました!「国内No.1の高度な低温物流を 世界のスタンダードへ。」を事業ビジョンに掲げ、直近は欧州や中国といった海外への輸送事業にちからを入れ、倉庫業界内有数のグローバル企業へと成長を続ける企業です。
東洋埠頭株式会社
東洋埠頭株式会社は、倉庫業界の埠頭会社では最大手に数えられる、輸送・配送ネットワークに優れた企業です。港湾物流施設と特殊倉庫を連携させ、全国各地へスピーディーに配送できる輸送ネットワークを築いています。あわせて、物流施設の賃貸や工場の構内作業、通関業務を請け負い、取引先企業の倉庫保管・運輸における課題を解決!企業理念の「ニーズにこたえ、信頼される会社」を目指し、1929年の創業以降、日々前進を続けています。
倉庫業界の職種
倉庫業界の代表的な職種は主に7つ。ひとつの職種の専任として働く場合もあれば、複数の職種を兼任する場合もあり、会社によって異なります。代表的な職種ごとに、仕事内容を解説します!
倉庫管理
倉庫管理は、物流倉庫内での製品の仕分けから出荷準備、管理までの実作業を主な業務とする職種です。倉庫管理職のおかげで、在庫の欠品や配送ミスを防ぎ、お客様のもとへスムーズに製品・物品を届けられます。具体的には、リストをもとに保管場所から製品を取り出すピッキング作業や、保管している製品・物品の検品や梱包を担当。さらに入庫・出庫状況や保管している製品の在庫の管理もしているんですよ!一定の実務経験があると、倉庫管理主任者の資格が取得可能です。資格取得後は、設備のメンテナンス管理や人材のマネジメントといった、倉庫全体の管理業務まで担当するようになり、キャリアアップが実現できます!
倉庫事務
倉庫事務は、物流倉庫の業務に関わる事務作業の全般を担当する職種です。倉庫管理とともに、倉庫運営の基盤として重要な役割です。具体的には、日々入庫・出庫される在庫のデータを入力してリストを作成し、伝票を発行したり帳票を出力したりします。請求書や見積書を作成・管理したり、出荷予定の問い合わせ窓口を担当したりするなど、倉庫業務のバックオフィス全般を担っているんです!倉庫内で効率よく作業できる環境づくりのために管理・補佐する役割を担います。日々の仕事内容を確認した上で、運送するドライバーの手配や使用する備品の管理まで担当するケースも!
営業
倉庫業界における営業は、自社の物流センターや倉庫管理サービスを、取引先である荷主(通販会社や小売店など倉庫に製品を預ける会社)に宣伝・交渉し、自社サービスの利用者を増やすことで事業拡大に貢献する職種です。利益が最大限になるよう保有する倉庫をフル稼働させるべく、荷主にアピールして契約をとるのが営業の仕事です。そもそも営業とは、企業の利益アップを目指した活動全般のこと。競争が激しい倉庫業界では、営業活動により自社の魅力を訴求して取引先を増やし、事業規模を拡大していくことが、売上に大きく影響します。
保管業務
倉庫業界における保管業務は、倉庫や物流センター内で適切に製品・物品を預かり、管理する職種です。お客様の手元に届く製品の品質維持するために、倉庫内の環境を整備します。預かる製品の内容により、管理方法はさまざま。食品の防虫・防カビ対策や適切な温度・湿度調整、倉庫内の防犯管理といったさまざまな視点で、保管する製品が出荷されるまで大切に保管するのが、保管業務の役割です。企業によっては、入出荷・在庫の管理をはじめ、倉庫管理の機能をもたせる場合があります。
通関業務
通関業務は、運ぶ荷物や貨物を法規・ルールに則って正しく海外へ輸出入するための事務手続き全般を担当する職種です。主な仕事として、貨物内容や原産地証明といった必要書類を手配・作成し、輸出入する国の税関に申請・提出します。国により輸出入を禁止している貨物があるため、運送する貨物が輸出入する上で問題ないか検品したり、許可を得るための申請をしたりする業務が、通関業務の仕事です。海外への輸出入は、国により禁止されている輸出入物・必要な事務手続きが異なります。不適切な輸出入で運輸がストップし、取引先企業の信頼を損なわないよう、通関に関する幅広い知識と作業の正確性が求められる仕事です。
運送手配(フォワーディング)
倉庫業界の運送手配は、船・飛行機・車といった手段を利用して、輸送する手段の準備をする職種です。手配業務はフォワーディング、手配業務の担当者はフォワーダーと呼ばれます。具体的には、船会社や航空会社と交渉し、物流量と配送コストのバランスをとりながら、荷主の製品・物品を運送し無事届けるため手配・段取りする仕事です。集貨から配送、積み下ろしまでを一括して請け負います。企業によっては、海外への輸送に関係する書類作成をはじめ、通関業務の一部を運送手配の仕事で担う場合があります。
ロジスティクスエンジニア
ロジスティクスエンジニアは、保有する倉庫運営の現状を分析して課題を発見し、改善に向け対策を講じる職種です。具体的には、物流倉庫を効率的に運用するためのレイアウトを設計したり、新たな設備増築・システム導入の計画を立てたりします。事業規模にあわせて、新規で倉庫を増設・閉設したり、作業する従業員の業務を見直したりと、幅広い分野を担当するのが特徴。仕事内容から自社の経営方針・事業推進を理解し、市場のニーズを読み取って、的確な判断力で仕事を進めるちからが求められます。倉庫業務の効率的な運用は、管理品質・受け入れられる物流量に直結するため、倉庫会社の命運を握る重要な職種です。
倉庫業界で求められる人とおすすめの学部
職種が多様な倉庫業界では、どのような人材が求められているのでしょうか?倉庫業界で活かせる経験や資格、向いている人の特徴をまとめました。また、就職におすすめの学部を紹介しているので、大学・学部選びにお役立ててください!
求められる経験や資格
倉庫業界で絶対に必要な経験・資格はありません。未経験でも仕事をしっかり覚えれば活躍できる業界なので、興味があれば誰でもチャレンジできます!強いて言えば、貿易関連の知識を深めるために通関士や貿易実務検定の試験を受けたり、荷物の運搬のためにフォークリフトの免許を取得しておいたりすると仕事に役立ちます。また、倉庫業界で働くと、入出荷や在庫管理にExcelでデータを入力したり、通関業務をWordで作成したりする場面があります。Excel・Wordが使いこなせると、就活時の評価アップにつながる可能性がアップ!学生時代から経験を積んでおくと、就職後すぐに実務に入り込めるので、学生時代に少しでも触っておくのがおすすめです。
倉庫業界に向いている人
物流の一端を担う倉庫業界には、以下のような人が向いています。
集中力があり正確に作業できる人
倉庫管理や倉庫事務の仕事は、高い精度でミスのない仕事が求められるため、集中力や正確な作業に自信のある人が業界で働くのに向いています。倉庫や物流センター内で保管している製品・物品の在庫状況を正しく把握・管理し、管理データや伝票に反映させていく作業をミスなくこなすには、高い集中力が必要です。
効率的に物事を進めるのが得意な人
ひとつの仕事を単調にこなすのではなく、より効率的・効果的にできる方法がないかを考え、改善できる人は倉庫業界向きの人材です。倉庫や物流センターの限られたスペースを有効活用し、作業の無駄を省いて効率的に運用することで、より多くの製品・物品を管理・入出荷できます。倉庫業界で大きな成果を残すには、業務効率化の視点を養うことが大切です!
コミュニケーション能力が高い人
自身の作業に没頭せず、たくさんの人とコミュニケーションをとりながら仕事や作業ができる人は、倉庫業界で働くのに向いている人です。倉庫内での作業メンバーと連携を図ることは、作業の効率や人的ミスの軽減につながります。同じ職場内だけでなく、航空会社や関税事務所をはじめ外部とたくさんやり取りするのが、倉庫業界の職種の特徴です。相手と意思疎通がとれて、協力して仕事を遂行するスキルが問われます。
数字に向き合い、変化に気づきやすい人
倉庫事業に関する数字と真摯に向き合い、いち早く変化や課題を見つけられるような、数字に強い人は倉庫業界で活躍できる可能性大!日々の入出庫状況を管理データから読み解いて把握し、欠品で出荷できない…なんて状況を防ぐのが倉庫業界の大切な仕事です。ロジスティクスエンジニアを目指すなら、投資する費用と得られる効果を見比べて、倉庫事業全体をマネジメントしていく必要があるため、数字を見ての現状把握に加え先の状況を読み解くちからが求められます。
新しいアイデアを練るのが得意な人
事業の改善や新サービスなど、新しいアイデアを練るのに自信があれば、倉庫業界で才能が花開くかも!競争が激しい中、入出荷や倉庫での保管時に、いかに斬新なサービスを提供できるかが勝負のカギを握ります。管理が自動化・機械化していく昨今、業界内で生き残るために、発想力が働く上での強みです。
倉庫業界で働くためにおすすめの学部
倉庫業界で働くのにピッタリな学部を以下4つピックアップしました。それぞれ解説しますので、進路決定に役立ててください!
商学部
倉庫業界で働くなら、商学部に入学するのがおすすめです。そもそも商学は各社で提供される製品・サービスの購買の仕組みや方法を研究する学問。物流の一端を担う倉庫業界では、倉庫管理・倉庫事務・保管といった職種において、商学部で学んだ実利的な知識が業務と直結します。流通・マーケティング分野の研究領域はもちろん、会計分野まで幅広く学べる学部なので、倉庫での入出荷や在庫管理に加え、請求・見積り管理や倉庫の売上管理に貢献できる学びを得られるのがポイント!商学を学べる大学の事例は以下の通りです。
・明治大学 商学部 商学科
・福岡大学 商学部 商学科
・日本大学 商学部 商業学科
・大阪商業大学 総合経営学部 商学科
経済学部、経営学部
物流・流通の一端である倉庫業界で働くのに、経済学部・経営学部で学んだ知識が活かせます。経営学や経済学は、生産・流通・消費の流れを数理的に解読する学問です。モノが生産され消費されるまでの流れを把握できていると、倉庫業界のフォワーディングで適切な運輸の経路が構築できます。ロジスティクスエンジニアなら、自社の倉庫事業が解決すべき課題を導いたりするのに貢献できるのが強みです。また、経済学部や経営学部がある大学では、国際経営学科を開講している学校がいくつか存在します。グローバル企業として海外への輸出入を請け負う会社であれば、通関業務で国際的な経営の視点が役に立つため、おすすめの学科です。経済学や経営学を学べる大学の事例は以下の通りです。
・法政大学 経営学部 経営学科
・駿河台大学 経済経営学部
・文京学院大学 経営学部 経営コミュニケーション学科
・専修大学 経済学部 国際経済学科
・立教大学 経営学部 国際経営学科
国際関係学部
倉庫業界で働くならば、国際関係学系統の学部に入学するのもおすすめです。政治・経済・文化の視点で各国の特徴を学び、異文化と渡り合っていくための知識が身につきます。倉庫業界の通関業務で発揮される力です。国境を越えて製品・物品を届ける倉庫業界でグローバルに活躍したいならば、検討してみてください!
・宇都宮大学 国際学部
・愛知大学 国際コミュニケーション学部 国際教養学科
・群馬県立女子大学 国際コミュニケーション学部 グローバル社会システム課程
・武蔵野大学 グローバル学部 グローバルビジネス学科
・神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
倉庫業界への就職を目指すあなたは「JOB-BIKI」で進路検索!
求める人に製品・物品が適正な状態で届くように管理し、配送する業務を似合う倉庫業界は、生活する人々を支える社会インフラの仕事です。グローバルに活躍できる可能性を秘めた、やりがいのある仕事ですので、興味があれば業界についてさらに深く調べてみてくださいね。
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