ユーチューバー(YouTuber)になるには?おすすめの大学や学部は?
2022.12.05
皆さんの中には、日頃からユーチューバー(YouTuber)の動画を見ている人も多いでしょう。ユーチューバーを通じてマンガやゲームのことを知ったり、ニガテ科目を勉強するコツを教わったりすることもあるかもしれませんね。そこで「自分もオリジナルの動画を作って、世界中の視聴者に届けてみたい!」と、動画配信に興味を持ったこともあるのでは?
この記事では、そんなユーチューバーの仕事についてお伝えしていきます。将来の仕事が気になったときは、ぜひ参考に読んでみてくださいね。
目次
ユーチューバーとは?
オリジナルの動画を配信して、視聴者を楽しませてくれるユーチューバー。まずは、そんなユーチューバーを仕事にするうえで、気になる情報をチェックしてみましょう。
ユーチューバーの仕事の内容
ユーチューバーは、動画共有プラットフォーム「YouTube」に投稿して、オリジナルの動画を発信するクリエイター(制作の仕事に携わる人)です。高校生の皆さんも、お気に入りのユーチューバーの動画を視聴して、笑ったり、驚いたり、感動したりした経験があるのでは?こうして動画が再生されると、同時にYouTubeの広告が再生されますが、このとき再生やクリックの数に応じて広告費が発生します。これにより、チャンネル登録者数や再生時間など、一定の条件を満たしたユーチューバーが広告収入を得られるという仕組みになっています。
ユーチューバーの仕事のやりがい
自分の個性を活かしてオリジナルの動画を作り、視聴者へ楽しいコンテンツを届けることができるのは、ユーチューバーならではの魅力です!人気の動画は日本だけでなく、世界中の視聴者まで届くかも?投稿できる動画のジャンルは幅広いので、もちろん自分の好きなことや得意なことを動画にしてもOK!自由な発想でお金を稼ぐことができるでしょう。
ユーチューバーの想定年収
ユーチューバーの年収は幅広いので、一概に言うことは難しいといえます。参考までに、トップレベルのユーチューバーになると年収が1億円を超えるケースも。その一方で、月に10万円以下の収入にとどまり、ユーチューバー以外の仕事を続けているという人も少なくありません。チャンネルに人気が出れば、どんどん年収を高められるチャンスがあるかも?
ユーチューバーに必要な力
自分の好きなことを仕事にして、魅力的に見えるユーチューバーの働き方。しかし、動画配信で安定した収入を得るには、さまざまなスキルが必要なのです!ここでは、ユーチューバーに求められるスキルをご紹介します。
マーケティング力
動画配信でお金を稼ぐには、チャンネル登録者数や再生回数を増やして収入を得られるように、売れる仕組みを考える必要があります。具体的にどのような方法で広告収入を得られるのかを考え出す、マーケティング力が欠かせません。
企画力
視聴者に興味を持ってもらうには、魅力的な企画を次々と生み出す能力が必須!ユーチューバーの仕事ではたくさんの動画を投稿していくことになるので、これまでにない新鮮なアイデアを求めて、常に工夫できる人が向いています。
動画編集スキル
一度再生するとつい目が離せなくなるような楽しい動画に仕上げるには、編集力がなくてはなりません。動画の編集のテクニックによって、視聴者にとって内容がわかりやすく、引き込まれるような動画を作れます。
継続力
開設したYouTubeチャンネルで広告収入を得られるようになるまでには、まずはコツコツと動画を投稿し続けて、条件を満たす必要があります。長期間にわたり取り組める継続力も重要なポイントといえるでしょう!
ユーチューバーになるためのおすすめの学部
ユーチューバーに憧れている皆さんの中には、大学への進学を考えている人もいるのでは?ユーチューバーになるために必須の学問や専攻はありません。ただし、学ぶことで動画配信に役立てやすい学部や学科はあるので、ぜひ進路を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
映像学部(映像学科)
大学の映像学部では、映像制作に関する幅広い知識や技術を学ぶことができます。ユーチューバーのほかに、映像作家や映画監督といった映像関係のクリエイターを目指せます。大学によっては、専門的な機材を使って映像制作にチャレンジしたり、映像を使ったビジネスについて学びを深めたりできることも!映像にかかわる仕事に憧れる人にぴったりですね。
メディア学部(メディア学科)
メディア学部(メディア学科)では、映像制作で使われる最新の理論や技術のほか、メディアを利用したビジネスのデザインなど、幅広く学ぶことができます。YouTubeをはじめとしたメディアと社会の関わりについて研究したり、動画コンテンツの制作に必要なスキルを身に付けたりと、自分の興味ある分野について多様な学びができるはず!
経営学部
経営学部では、会社を経営するための理論や、マーケティングの知識など、より良いビジネスを実現するための学びができます。会社内でのお金や人の管理をはじめ、経営を実用的に学んでいくことも!ユーチューバーとして活躍する人の中には、自分で会社を立ち上げて経営する人もいます。経営学部で学んだことは、クリエイターの仕事でも十分に役立てられるでしょう。
ユーチューバーのキャリアプラン
ユーチューバーとしてデビューしたら、まずは安定した収入を得られるようになることが一つの目標。さらに注目を集めれば、特定の会社がスポンサー(広告主)になって、収入が増える可能性もあるでしょう。その後は、個人で会社を立ち上げる人もいれば、ユーチューバー専門の事務所に入る人もいます。
ユーチューバーは新しい職業であるため、人気が出てからどのように活躍していくのか、自分のキャリアを自由な発想で作り上げていけるはず。ユーチューバーを引退してから、新たに別の活動を始めて、これまでにない可能性を広げていく人も少なくありません!まずは収益化(お金を得る仕組みづくり)に取り組みながら、ユーチューバーとしての知名度を活かして、将来やりたいことを見つけてみてもいいかもしれませんね。
ユーチューバーになりたいあなたは「JOB-BIKI」で進路検索!
ここまで、ユーチューバーの仕事についてご紹介しました。ユーチューバーになる方法は人によってさまざまで、将来の夢を叶える道は一つではありません。ただし、収入が安定しない職業だからこそ、大学を出ておいた方が安心。映像学部・情報学部・経済学部のように、学んだことを仕事で役立てやすい学部もあります。また、大学では動画制作に関する勉強ができるだけでなく、今後ユーチューバーとして一緒に活動する仲間たちとの出会いがあるかもしれません。今、ユーチューバーに憧れている皆さんも、大学に通うことを考えてみては?
たとえば、大手ユーチューバープロダクション「UUUM(ウーム)」に所属しているはじめしゃちょーさんは、大学1年生のときに初めてYouTubeに動画を投稿しました。今ではチャンネル登録者数が1000万人を突破(2021年~)するほどの大人気ユーチューバーですが、実は大学時代に友達と一緒に撮影した動画が、ユーチューバーとしての活動の始まりだったのです。はじめしゃちょーさんのように、大学に通いながら動画投稿を始める道もあるでしょう。
どんな大学に進学しようか迷ったら、まず情報を調べてみるのがおすすめです!「JOB-BIKI」を使えば、先輩たちの出身大学をチェックすることができます。人物検索で「YouTuber」と検索すれば、はじめしゃちょーさんをはじめ、人気ユーチューバーの出身大学がわかりますので、ぜひ調べてみてくださいね。