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将来の夢が決まらない!高校生が将来の夢やなりたい職業を探す方法

2022.09.07

カテゴリー:
自分の将来の夢が決められない高校生

大学への進学を前に、「将来の夢がない…」と不安を抱える人は、案外多いもの。仲の良い友達が目を輝かせて将来の夢を語っていたら、なおさら焦ってしまうかもしれません。将来の夢は、どのように決めればいいのでしょうか。
この記事では、将来の夢の意味や将来の夢を決められない理由のほか、将来の夢の決め方などについてご紹介します。

将来の夢とは?

「将来の夢は?」と、皆さんも幼い頃によく聞かれていたと思います。その頃は「ケーキ屋さん」「サッカー選手!」などと答えていたこともあって、今でも「特定の職業」のことを思い浮かべる人は多いでしょう。

ただ、将来の夢は、必ずしも「職業」を意味するわけではありません。
将来の夢とは、「人生のうちでいつか実現したいことや理想の状態」だとすると、職業はその夢を叶えるための手段のひとつにすぎないのです。

仮に「誰かを笑顔にしたい」という夢があれば、それを叶える職業は「お笑い芸人」「美容師」「シェフ」などさまざま思い浮かぶはず。つまり、将来の夢を考えるときには、職業ありきで考えるのではなく、「どのようなことをしたいのか」を考える必要があるのです。

「だからといって、すぐに将来の夢は決められない!」と思う高校生の方もいることでしょう。しかし、将来の夢は、焦って今すぐ決めなくてもいいんです。大学に進学してから、または社会人になってからでも、常に理想的な人生について考えている人も多くいるのですから。
ひとまず大学に進学して、さまざまな経験を積んだり人と会ったりして考えても、遅くはないのです。

将来の夢以前に、まずは卒業後の進路が決まらなくて困っているという人には、下記のコラムがおすすめです。進路を選ぶ際の参考に、ぜひ読んでみてください。

進路が決まらない!高校卒業後の進路の決め方や進路別の特徴を解説

将来の夢を決められない理由

夢が決まらずにモヤモヤし叫ぶ高校生

 
高校生の皆さんが、将来の夢を決められないと悩んでしまうのは、いったいなぜなのでしょうか。続いては、「将来の夢を決められない」理由をご紹介します。あなたのケースにもあてはまるかもしれないので、ぜひ読んでみてくださいね。

やりたいことや向いていることがわからない

将来の夢のベースとなるのは、自分がやりたいことや向いていること。自分がやりたいことや向いていることは、これまでの経験や思ったこと、考えていることにきちんと向き合い、分析することで導き出されます。
しかし、自分の内面にまだ向き合っておらず、自己分析ができていないと「自分が本当に好きなものは何か」「何をしているときが楽しいのか」がわかりません。つまり、やりたいことや向いていることの根拠が曖昧なままになってしまうのです。
しっかりと自己分析をすれば、夢を決められる可能性が高いといえるのではないでしょうか。

自分に自信がなく不安で決められない

自分の力に自信が持てないと、たとえ将来の夢や興味がある職業があっても、「どうせ自分にはできない」「失敗したら誰かに冷やかされるかもしれない」と否定的な考え方になって、みずから夢を否定してしまうことがあります。

これは、周囲の目を過剰に気にしていたり、失敗するリスクを常に考えたりしている人に多い傾向です。謙虚で慎重なタイプだという見方もできますが、それが行きすぎると、一歩を踏み出すことさえも難しくなってしまいます。
まずは、「やらないで後悔するより、やるだけやってみよう」と思い切って発想を切り替えてみることをおすすめします。堅実で慎重なタイプが、大いに重宝される仕事もあるのですから!

どの職業で夢を叶えられるかがわからない

夢はあっても、それがどの職業に就いたら叶えられるのか、知識がないためわからないケースもあるでしょう。
例えばあなたに、「世の中にない新しいものを作り出したい」という夢があったとします。漠然と研究職に就けば、夢を叶えられると思うでしょう。しかし、一口に研究職といってもさまざま。どの分野の研究職に就けばいいのかを決めるのは、今のままでは難しいかもしれません。
「JOB-BIKI」を使って、世の中のさまざまな職業やそれに就いているのはどんな人なのかをよく知れば、夢を叶える道を決められるかも?

将来の夢の決め方

将来の夢を決めるには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、将来の夢の決め方について、6つの方法をご紹介します。

1 自分の憧れたものから決める

「幼い頃に親切にしてもらった看護師に憧れて、看護師を目指す」といったように、憧れから夢を決める方法があります。職業ではなく、「憧れの人みたいになりたい」という理由で決めることもあるでしょう。その場合には、なぜその人に憧れるのか、どんなところに憧れているのかなどを細かく分析すると、備えるべき資質や能力などが明確になってくるはず!

2 自分の好きなことで決める

「小説が好きで、小説家を目指す」というように、自分の好きなことを将来の夢にする人もいます。少し視野を広げて、「本に関わる仕事」とすると、出版社の編集者、出版物の誤字脱字などをチェックする校正者、書店員などとさらに選択肢が広がってくるでしょう。
「好きこそものの上手なれ」といわれるように、好きなことであればスキルも上がりやすく、やりがいを持って仕事ができるようになります。

3 自分の得意なことで決める

得意とすることから、将来の夢を決めることもよくあります。とはいえ、自分の「得意なこと」がすぐに思いつかない人もいるかもしれません。
そんなときは、人にほめられること、周りよりもうまくできること、苦もなくやれることなどを書き出してみましょう。

例えば、「周囲をなごませる力がある」と友達にほめられたのであれば、ユーモアがあったり、癒やし系の人柄を持っていたりするのかもしれません。それがあなたの得意なことです。学力や技術ばかりが得意なことではないのです。人柄や言動からも考えてみるのもおすすめです。
自分の得意なことがわからなければ、友達に直接聞いてみてはいかがでしょう。

4 自分の苦手・嫌いなものから決める

「好きなこと・得意なこと」ではなく、反対に「苦手なもの・嫌いなもの」から職業の選択肢を絞っていく方法もあります。
とにかく外に出て新しい顧客を開拓するような仕事が苦手なのであれば、その苦手の逆の要素を考えて、黙々と企画を考えたり研究したりするクリエイティブ系やエンジニア系の職業などを検討してみてはいかがでしょう。一方で、細かな作業やパソコンを使う仕事を避けたければ、スポーツトレーナーや販売員などの接客業に適性があるかもしれません。
自分の好きなこと・得意なことより、苦手なもの・嫌いなもののほうが、案外出しやすいもの。それを活用して、将来の職業を決めていくのも効率的ですよ。

5 親や身近な大人の意見を参考にする

すでに社会で働いている親や学校の先生、部活のコーチなどの大人に、職業観についての話を聞くのも有益です。「なぜその仕事をしているのか」「やりがいは何か」といったことを聞いて、職業について深く考えられるようになるはず。

また、そのような大人に「自分に向いている職業って何だと思う?」と、客観的な意見を聞くのもおすすめ。自分では思いもよらない視点で、想像していなかった職業への道を指し示してくれるかもしれません。
このとき、一人だけの意見を参考にするのではなく、複数の大人に聞くのがコツです。

6 大学に進学してさまざまな経験を積みながら考える

そもそも、あなたが大学受験までに将来の夢を決められなくても、まったく問題はありません。むしろ、大学に入学してからさまざまな経験をすることで、将来の夢を見つけ出す人も多くいるのですから。
大学には、学業だけでなくサークル、ボランティア活動、交換留学など、さまざまなことにチャレンジできる環境があります。多種多様な人に出会ったり経験したりすると、自身の興味・関心ももっと広がるはずです。

たとえば、学園祭実行委員として活動したことで、初めて「人を楽しませるために企画・運営をする」ことが好きだと気づき、この経験からイベント企画会社への就職を目指すかもしれません。大学在学中は、さまざまなことに積極的にチャレンジして、将来の選択肢を広げてみてくださいね。

将来の夢を叶えるための大学を探すには?

スマホを使ってJOB-BIKIの検索をする高校生

 
将来の夢ややりたい職業が決まったら、大学・学部はどのように決めたらいいのでしょうか。夢を実現できそうな大学・学部を知る方法をご紹介します。

なりたい職業に就いた人を調べる

大学・学部選びに悩んだら、興味のある職業で活躍している人に、どのような経緯でその職業に就いたのか、そのためにどんな学びを経たのかを直接聞いてみるのもひとつの方法です。親や親戚、知り合いの大人に、そのような人がいればコンタクトをとるのが一番ですが、職業によっては周りにその職業に就く人がいないこともあるはず。
その場合は、その職業人の個人ブログを検索で探したり、Facebook、TwitterなどのSNSで検索しフォローしたり、リプライ(返信)でコンタクトをとってみたりするのがおすすめです。Twitterの質問箱(Peing)を設定している人もいるので、質問をしてみるのもいいでしょう。職業関連の発信をしているアカウントであれば、丁寧に返答してもらえる可能性が高くなります。
うかつに個人情報を教えないようにするなど、くれぐれも利用の際は注意してくださいね。

なりたい職業に就いた人の出身大学・学部を調べる

憧れの職業で活躍している人の出身大学や学部を、インターネット上で調べる方法もあります。デザイナーになりたい場合には、世界的に活躍している有名デザイナーの人名で「◯◯(人名) 出身大学」とインターネットで検索するのです。所属企業や個人のウェブサイトのプロフィールなどに大学や学部が公開されている可能性があります。

特定の一人だけではなく複数名の出身大学・学部を調べることで、偏りなく大学や学部の進学先候補がリストアップできます。
なお、「JOB-BIKI」は有名人の名前で、出身大学まで簡単に検索可能になるのでおすすめです。ぜひ試してみてくださいね!

大学・学部のなりたい職業への就職実績を調べる

すでに志望校を絞っている場合は、志望する大学のウェブサイトで就職実績を確認しましょう。
多くの大学では毎年、就職実績をウェブサイトなどで公開しています。卒業生がどのような業種や企業に就職したのかを確認できるため、参考になるはずです。
また、大学のキャリアセンターや就活カリキュラムなど、希望の職業に就くためのサポートがあるかも確認しておくと安心です。

「JOB-BIKI」でなりたい職業に近い大学・学部を探してみよう

将来の夢を考える高校生

将来の夢を決めるには、あまり難しく考えず、自分が好きなこと、苦手なことなどをもとに自己分析するのが近道です。自分自身としっかり向き合うのは大変ですが、将来の夢を決めるために、ぜひチャレンジしてみましょう。将来の夢やなりたい職業が見つかったら、大学や学部も探しやすくなりますよ。

「将来の夢探し」には、職業名から志望大学を見つけられる「JOB-BIKI」がおすすめです。すでに志望校が決まっている人でも、「JOB-BIKI」で検索すると新たな発見があるかもしれません!

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