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共創工学部 (2024年4月設置)
理系も文系も活躍の機会がある共創工学部
本学部では工学を学ぶことができます。工学はモノを作ることですが、技術・家庭ではありません。工作とも違います。プラモデル作りでもありません。では工学とは何でしょう? 高校では数学や理科を学びますが、工学を学びませんので、イメージが湧かないのも当然かもしれません。工学は、高校で学んだ数学や理科の知識を使って、モノを設計(デザイン)するということです。世の中の困りごとに対して、設計によってモノを作り、モノを通じて課題を解決し社会を改善していくこと、それが工学です。数学や理科の知識を使って、と書きましたが、世の中の困りごとをきちんと解決するには、社会の知識(社会科学)が必要となることは言うまでもありません。また、文化には2種類あると考えられています。社会の中にあって本質的で変わらない文化と、時代とともに変化していく文化です。後者の文化については、工学に基づいて新しい文化を創り出すことができますし、それは社会を変えていく力があると考えています。新しい文化を作っていくためには、文系の学問(人文学、社会科学)が必要となることも言うまでもありません。本学共創工学部の人間環境工学科では困りごとに対するモノづくりを、文化情報工学科では文化のモノづくりを対象とします。
このような、未来の社会に向けた新しい技術(課題解決技術/文化創造技術)を創るにはユーザとなる社会の人々とのしっかりとした対話が欠かせません。そこで、社会と共に未来を創るという意味を込め、共創工学部という新しい名前を付けました。共創には、工学に文系の知恵を併せて、共に創るという意味も込められています。人間環境工学科と文化情報工学科、どちらのモノづくりにも皆さんの若い世代の考え方が必要です。是非、一緒に学び、社会を変えていくモノを創っていきましょう。
- 人間環境工学科(2024年4月設置)
- 社会の「困った」を改善し、新しい発想の技術を創り出す
- 文化情報工学科(2024年4月設置)
- 人の思考・表現・行動・文化をデータ化して解析し、新たな文化創造に挑む