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興味・関心のある職業テーマから学びたい学問を見つけてみよう 学問ディスカバリー

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どんな分野?

 航空業界では今、各国政府の規制緩和政策などによる自由化と新規参入が急速に進展する一方で、営業利益率の悪化や経営破たんから合併や買収が相次いだことにより、世界的な再編成が大きく進みつつある。
 徹底したコスト削減と運用の効率化による低価格を実現し、アジアを中心に勢力を伸ばしたLCC(格安航空会社)の日本への参入も始まり、既存の航空会社との間で競争が激化している。
 新幹線、高速道路網など異業種との競合も激しさを増すなか、広い範囲を超高速でつなげる航空機の、交通インフラとしての役割は非常に大きく、サービスの品質を高めるとともに、安全・定刻運航の確保に取り組むことが、各航空会社の生き残りのカギとなる。

活躍の舞台

 航空会社の業務としては、機内で乗客の案内をしたり安全を守る客室乗務員、パイロットなど飛行機に搭乗する職種のほか、出発する人や到着した人乗客を案内するグランドスタッフが挙げられる。空港では、それ以外にも様々な人たちが協力して働いている。たとえば、天候や安全運航に必要な情報を収集して飛行プランの確認を行う運航管理業務、飛行機の点検整備を行う整備士など、安全航行にかかわる業務、さらに旅客の手荷物を預かり管理する業務、空港内の警備の業務なども含まれる。
 空港関連で働く仕事としては、そのほかにも税関、入国検査、検疫などの業務もある。いずれも公務員で、貿易や農業などの専門知識を身につけ、公務員試験に合格する必要がある。

学問へのアプローチ

 航空会社の仕事を志望するなら、世界に通用する高いレベルの英語能力を養う人文科学系統の「文学・語学」、複雑な国際関係を学ぶことを通じて国際感覚を養う総合・学際系の「国際関係学」という道が代表的な進路となる。また社会科学系統の「経営学」では、航空会社や海外ビジネスにおける経営の基本を理解し、顧客満足度の高いサービスとは何かを学ぶことができる。
 また、航空機のハードウェアの側面を学ぶには工学系統の「機械工学」を選択しよう。この分野には、航空機の基本的構造を理解し、設計・開発の技術や整備の方法を身につける航空工学というジャンルがあり、航空整備士を目指すことができる。さらに一部の大学では、パイロットを目指すコースを設置している場合もある。

このキーワードについて学べる学問分野

文学・語学

“言語動物”である人間が、文字と言葉によって芸術や作品を生み生活を愉しみながら、考える力・洞察力・観賞力・コミュニケーション力を培養する古くて新しい「教養」ジャンル

機械工学

ものづくりを軸としてきた工学の核となる<機械>を研究する分野。その原理と創意工夫を土台に新しい「機械」を設計・開発する。技術やパーツを組み立てる「機械システム」が中心に

経営学

人、モノ、カネ、情報を活用した「企業」活動の管理法と運営法を研究するジャンル。即戦力として実践的な知識と運用能力を養成するために、インターンシップ教育が盛んなのが特徴

国際関係学

世界の国々の実情をとらえ、地域が抱える問題について研究する学問。民族固有の文化を理解しつつ、「世界の政府」「世界の市民」、「国連」による安定した国際社会づくりが一大テーマ

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