学部情報

• 総合グローバル学部

  グローバル化しつつある世界の中でグローバル学の理論と実践に触れる

  　総合グローバル学部で学ぶ「グローバル・スタディーズ」という学問分野は、政治や国際協力、市民社会などの視点から世界の動きを広くとらえる「国際関係論」と、世界の各地域への深い理解を得る「地域研究」の2つの分野で構成されています。この2分野を平行して学ぶことで、歴史・社会・政治だけでなく、世界の動きを多角的に理解し、さまざまな場面に存在する課題を発見する、そのための視点と気付きを得る力を培うことを目的としています。
  　近年、人や物資が世界を自由に往来し、国家間の経済的なつながりが強まる一方、国や地域の文化や社会の独自性を尊重し、世界全体での多様性を維持しようという潮流が生まれてきました。日々変化する世界の課題を見出すには、グローバルとローカルが共存した”世界をより立体的に理解する力”が欠かせません。「国際関係論」と「地域研究」を組み合わせた学部の比類のない学習環境が、その力を育む、確かな場所となるはずです。