学部情報

• 法学部

  法的な素養・国際関係の知見を豊かに備えた人材を育成

  　一橋大学の法学部は、法律学科の中に法学コースと国際関係コースがあり、3年次に進学する際、本人の希望によりいずれかのコースに所属して科目履修をするという点に特徴があります。法学コースは、法的な素養を身に付けて官公庁や企業で活躍しようとする人や、法律専門職を目指す人などを対象としています。国際関係コースは、外交官や国際的活動をする機関・企業などを進路として考えている人に向いています。また、グローバルな活躍に必要な高い専門性を備えて、ジェネラリストとして飛躍することができるリーダーの育成を目的とする「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム（GLP）」があります。1年次終了時にこのプログラムへの参加を認められた学生は、GLP指定科目（使用言語は主に英語）の単位を修得し、原則として8か月以上の留学をすることで、卒業時に修了認定を受けます。
  　また、弁護士などの法曹を志す学生のために、法曹コースが提供されています。このコースでは、一橋大学法科大学院との連携により、人権・国際・ビジネスに強い法曹養成のための一貫教育が行われます。1年次終了時の選考を経てこのコースに登録され、一定の成績要件を充足した学生は、一橋大学法科大学院を受験する際に法律科目の論述式試験が免除されます。あわせて早期卒業制度により法学部を3年間で卒業すれば、法学部入学から法科大学院修了までの期間を最短で5年とすることができます（ただし、法曹コースへの登録は3年間での法学部卒業及び法科大学院への入学を確約するものではありません）。