財務・会計コンサルタント
財務・会計コンサルタントの特徴
財務・会計コンサルタントは、企業の財務会計、管理会計業務について、ファイナンシャルプランナー的な立場からコンサルティングを行う。近年、コンピュータシステムの発達や、投資商品の増加・複雑化などによって、企業の財務・会計業務は高度になっている。さらに、経済のグローバル化の流れを受け、日本では会計制度のあり方が変化しつつある。こうした状況のなかで、財務・会計コンサルタントへの期待は大きい。この仕事に就いている人は、企業で財務・経理の仕事を経験した人、公認会計士の実務経験者などが多い。経理、財務に関する知識に加え、税務や金融商品に対する理解、係数能力、企画力など、多くの能力が求められる専門職といえる。
財務・会計コンサルタントに関連する資格
日商簿記検定、公認会計士、米国公認会計士。
簿記検定は、企業の帳簿を正しく記帳する・読み取る能力を認定するものである。4級から1級まで、四段階にレベル分けされており、一般に2級以上を持っていると経理の専門知識があると評価される。公認会計士は、企業の財務処理を監査する専門職を認定する国家試験、米国公認会計士はその米国版である。