ウェブデザイナー
ウェブデザイナーの特徴
その名の通り「ウェブサイトをデザインする人」を指す。全体構成やデザインを手がけ、クライアントの「目的、要望、コンセプト」にあわせたサイトを製作。利用者に情報をわかりやすく伝えるため、デザインセンスはもちろん、ナビゲーションしやすいボタンの位置設定、バランス、配色など、さまざまな視点が要る。近年では、ビジネス効果を生み出すサイトの利用者が増え、それと共に作業範囲も広がってきた。この世界は技術の進歩が速く、日夜勉強しないと取り残されてしまう。特にウェブデザイナーは個々の技術レベルが大変高く、競争率が激しい世界である。アクセスアップにつなげるためのSEO対策や、データ容量を極力減らすなど、技術の向上が日々求められる。「パソコンに詳しく、その手の知識に精通していること」が大前提。独学で学ぶこともでき、パソコンさえあれば起業できるため、人気の高い職業である。
ウェブデザイナーに関連する資格
ウェブデザイナーに必要な資格はない。「資格そのものよりも、その資格をいかに活用しているか」を重視するため、マスターした能力を使いこなすことが大事。関連する資格は幅広く、スキルアップしたい資格選びがポイントである。「マルチメディア検定」「画像処理検定」「CG検定」「CIW」「ウェブデザイン実務士」「FLASHクリエイター能力認定試験」「WEBクリエイター能力認定試験」「WEBプログラミング能力認定試験」「Illustratorクリエイター能力認定試験」「Photoshopクリエイター能力認定試験」「デジタルコミュニケーション検定」などがある。
ウェブデザイナーに興味がある人は、この分野の学問を調べてみよう
電気通信工学
電気や磁気の性質を応用し、生活や社会を快適にする、電気のエネルギー利用技術や情報通信などのエレクトロニクス技術を生み出す学問分野。機械としての表現されることも重要課題
美術
絵画、版画、彫刻など、色とカタチによるオリジナリティのある造形によって「美」を表現する分野。いずれも具体化された作品により、人に感動を与えられるセンスや創作表現法を学ぶ
工芸・デザイン
製品の形や映像・絵・文字などを使った、人間の視覚に訴える表現芸術。美術の応用領域として、社会ニーズにそった「美」を創りだす分野。「機能性」「快適性」を希求するのが特質
工芸学・工業デザイン
製品や印刷物、家や店舗、公園や道路などを対象に、人間の感性や感覚に訴える「美しさ」を創造するデザイン表現を追究する分野。機能性やコストと「美」の調和が求められるのが特質