料理研究家
料理研究家の特徴
料理の専門家として、料理法の開発、料理のアドバイス、料理専門誌や書籍への執筆、テレビ番組への出演、専門学校の講師などの仕事を担う。栄養士出身者のほか、料理専門誌の編集経験や主婦経験などを生かして料理研究家の道へ進む人もいる。いずれにしても、料理に関する豊富な知識と経験を身につけ、独自の視点を持っていることが重要である。栄養学の知識も欠かせない。活躍している料理研究家は、日常生活や料理教室での勉強、海外での食事経験などを通じてこのような基礎を養っている場合が多い。料理研究家になるためには、料理が好きであることが必須条件。粘り強い姿勢や、知識をビジネスに結び付けるセンスも必要である。
料理研究家に関連する資格
調理師、栄養士・管理栄養士 など。
いずれも食に関するプロを認定する資格。調理師の資格は、所定の養成課程(専門学校など)を修了するか、国家試験を受験することで取得できる。この国家試験では、栄養学から関連法規にいたるまで幅広い知識が問われる。栄養士の資格をとりたい場合は、所定の養成施設(専門学校、短期大学、大学)を卒業するしかない。管理栄養士は栄養士の上位資格。栄養士の資格と所定の実務経験を持つ人が、国家試験に合格すると取得できる。