国際協力事業団(職員・技術専門家)
国際協力事業団(職員・技術専門家)の特徴
国際協力事業団(JICA)は、開発途上国を対象に技術協力、無償資金協力やボランティアの派遣、青年の招聘などを行う政府の関係機関(独立行政法人)である。JICAでは大学・短大の卒業見込み者を対象に、毎年定期採用を実施している。採用試験では、エントリーシート(書類)の提出、筆記試験、グループワーク、面接などが課されており、一般企業の採用試験に近い。採用後は、直接国際協力事業に携わるのではなく、事業のマネジメントに広く関わることとなる。JICAでは一般の職員とは別に、国際協力専門員や技術協力専門家など、より専門性の高い人材も求められている。これらの職種は一般職員に比べて応募条件に制限が多く、採用形態も異なる。
国際協力事業団(職員・技術専門家)に関連する資格
特になし
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文学・語学
“言語動物”である人間が、文字と言葉によって芸術や作品を生み生活を愉しみながら、考える力・洞察力・観賞力・コミュニケーション力を培養する古くて新しい「教養」ジャンル
保健・衛生・医療技術学
医療・福祉活動を医師と共に支える「保健衛生」「リハビリ」「医療技術」を研究する学問。衛生環境を整えて病気を予防したり、社会復帰を助けたりして国民の健康を守ることがテーマ
土木建築工学
古今東西で蓄積された土木建設の技法を修得し、建築物から町づくり、インフラ、防災まで、私たちが快適に暮らせる生活環境についての総合的なプランニング術を研究する学問分野
国際関係学
世界の国々の実情をとらえ、地域が抱える問題について研究する学問。民族固有の文化を理解しつつ、「世界の政府」「世界の市民」、「国連」による安定した国際社会づくりが一大テーマ
社会科学系学際
資源枯渇、環境汚染、人口爆発、食糧不足、安全保障問題など現代的な大テーマに、従来の学問的枠組を超えてアプローチする新分野。「総合的な視点」「多彩なテーマ」がキーワード