世界銀行職員
世界銀行職員の特徴
「世界銀行」は、一般に国際復興開発銀行(IRBD)と国際開発協会(IDA)の二機関を指す。IBRDは主に中所得国と信用力のある貧困国を対象に融資、保証や助言などを行う。IDAは途上国のなかでも特に貧しい国々を対象とし、主に無利子で償還期間の長い融資を行う。世界銀行で働く方法は、経験・学歴に応じて4種類ある。その中で若年者が正式採用される可能性が高いのがヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)。世界銀行グループのなかで二つの部署に勤務し、実績を残せば職員として採用される。応募するためには語学力と、専門知識(経済、金融、法律、教育、医療、交通など)、修士以上の学位、実務経験が必要とされる。
世界銀行職員に関連する資格
TOEFL、TOEICテスト、各種語学検定試験、関連分野の修士号など。
世界銀行で仕事をするためには、業務上、英語力が必須である。加えて、アラビア語、中国語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語などができるとさらに高く評価される。応募に際しては修士号以上の学位が必要になるので、タイミングをみて大学院を修了する必要がある。