医師
医師の特徴
医師の仕事は大きく二分野に分かれる。一つが疾病の予防、治療、リハビリなどを行う臨床医学の分野。もう一つが、研究を通じて病気の原因を追究する基礎医学の分野である。どちらの分野に進むにしても、高度で豊富な医学知識が必要である。臨床分野に進むなら、患者の立場や気持ちを思いやる人間性も望まれる。医師は社会的地位が高く、収入が多いが、激務でもある。昼夜を問わず働いたり、長時間にわたって神経を張り詰めたりすることも少なくない。医師になるためには大学の医学部(6年制の医学課程)で学び、国家試験に合格しなければならない。学生時代から引退するまで、常に勉強を続けなければならない職業である。
医師に関連する資格
医師。
医師国家試験は、原則として所定の医学課程を終えた人しか受験できない。そのため、まずは医科大学、医学部などへ進学することがこの資格へのスタートとなる。
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医学
人間の身体のしくみや生命活動を、健康との関係で科学的に捉え、人間の病気やケガのメカニズムを解明。その治療法と予防法を総合的に研究する学問。研究の進歩が著しい最先端科学