アナウンサー・ナレーター
アナウンサー・ナレーターの特徴
TVやラジオの放送局に勤務したりプロダクションに所属しながら、ニュース原稿を読む、映像などにナレーションをつける、スポーツの実況中継、番組レポーター、インタビュアー、番組の司会、ラジオのディスクジョッキーやパーソナリティ、イベントの司会進行までとアナウンサーの仕事の幅は広い。常になりたい職業の上位にランクされている。なかでもテレビ局のアナウンサー、特に東京のキー局では数千人の応募者が2、3人の採用に殺到する難関だ。しゃべるのが得意で、機転がきき、事実を伝えたい、視聴者に楽しんでもらいたい、放送に関する仕事がしたいと考える人には最適の仕事。常に相手の気持ちを考えられるサービス精神が旺盛なことも条件だ。
アナウンサー・ナレーターに関連する資格
特に必要な資格はないが、志望者は在学中からTV局にパイプの太い大学のゼミや研究会・サークルに所属したり、アナウンサー養成講座に通いトレーニングを積む。ただ必ずしもマスコミ塾出身者だけが有利だとはいないらしく、採用では「人・キャラクター重視なのだから、アナウンスのトレーニングだけを積むだけではいけない」という意見もある。その一方「発音・発声などの基礎トレーニングを積んでくるのは試験突破の最低条件」との声も根強い。このTV・ラジオ局採用試験に通るだけでなく、プロダクションに所属しフリーアナウンサーになる道もある。放送番組の数自体が増え、番組制作プロダクションなどから、番組単位で司会に抜擢、というケースも多い。